上司に驚きの言葉を言われた、私が勤めていたブラック企業

最近、ニュースや新聞、インターネットでも、ブラック企業の話を耳にします。
現に、ニュースで報じられているとおり、働き過ぎによって、心も体もぼろぼろになった挙句、体を壊し亡くなった方、苦しさのあまり自ら命を葬ってしまう人もいます。
給料が一向に上がらないうえ、ほとんど休暇も取得できないのに、残業は減らず増える一方のブラック企業で働かされるのは、とても嫌なだけではなく恐ろしいことです。

念願が叶い、希望した企業に就職が決まり、とても嬉しかった私は、ワクワクしながらも落ち着かない日々を過ごし、初出勤の日を心待ちにしていました。
当日、とても緊張していると、上司や先輩たちが優しく迎えてくれ、「とてもよい企業に就職できた」と思っていました。

ところが事態が一変するできごとがありました。 徐々に仕事にも慣れたころ、有給休暇を取得しようとしたとき、私は上司に驚きの言葉を言われてしまいました。
風邪やけがを除き、基本的に有給休暇は取らないでほしいことに加え、入社後半年以上経過したことや、定時に退社することは先輩たちと同じように許さないとまで言われました。 仕事が多かった当日、追い打ちをかけるように、残業することを強要されてしまいました。
驚きと不満の声を上げてしまいそうになりましたが、当時新人だった私は、口答えも相談することもできず、どうすればよいのかわかりませんでした。

納得できない嫌なことがあった日から2年ほど経過したころ、心も体もボロボロになってしまった私は、ようやくブラック企業を辞めることができました。
こんなに心と体がボロボロになるまで働き、止めることができなかったのは、仕事がとても忙しかったうえ、体調不良を訴えても上司に通用しなかったからです。 健康第一でなければ仕事ができないのに、私が勤めたブラック企業には通用しませんでした。

ブラック企業を辞めたあと、再就職活動の結果、新たな企業に就職できました。
ブラック企業や過労死が問題視されて以来、働き方改革の気運が高まる中、労働時間を見直し改善している企業も少しずつ増え、残業しない“ノー残業デー”を設定している企業もあるなど、様変わりしてきました。
そんな中、私が再就職した企業も働き方改革を取り入れています。
有給休暇が取得できなかったブラック企業と異なり、取得が義務づけられている現在は、頑張ったご褒美にささやかな旅行を楽しみ、心も体も元気を取り戻しました。

運よく働き方改革を取り入れている企業で働けるようになりましたが、残念ながらブラック企業がなくなったわけではありません。
労働条件や賃金の改善を求め、少しずつでもブラック企業が減少し、誰もがいきいきと気持ちよく働ける環境に変わってほしいものです。

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